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  その5

今回は、本場で買ってきて頂いたベトナムコーヒーフィルターを使って、
ベトナムコーヒー豆と、自珈亭のアラビカコーヒー豆との
お豆による香味の比較確認をいたしました!!

 ベトナムに旅をするのが大好きな友人に、是非とも現地のコーヒーと現地のベトナムコーヒードリッパーを買ってきて頂戴と言っておいたら、覚えていてくれてお土産をいただきました。

有名どころを選んできてくれたとのことですが、さてはて無知なもので良くわかりません。知っている方、左のブランドご存知ですか?

 それにしてもお土産って、楽しい時に私のことを思い浮かべてもらい、わざわざ時間をかけて見繕ってくれるもの。品物を探している様子を思い浮かべると心が温まってきていいものです。

ということで、興味津々で ベトナム産のコーヒードリップのご報告です。


★★今回の実験条件設定★★

パッケージはこんな感じ・・
読めない・・・
でも、コーヒーの雰囲気が伝わるパッケージ

付属品で、アルミ製のベトナムコーヒードリッパーが添付されています。
見るからに、無骨で軽量なアルミです。
しかも柔らかい。ちょっと力を入れると変形させることができる感じ(基(^^;ゞ・・しちゃいます)
でも、ベトナムの現地品らしくて良い感じです。

フィルターは、4つの部品に分かれています。
 ・豆を入れるカップ
 ・落し蓋のような中蓋
 ・受け皿
 ・上蓋と淹れた後の露ウケ
上蓋以外には、全て穴が開けられており、フィルターの機能を果たすようになっています・・
が、さすが現地品です。パコパコ穴を開けた後の裏側の処理は、ザラザラと出っ張っていて油断をするとゲガをしそう (TεT;)

このドリッパーで淹れると、落ちきるまで時間がかかりますので、コーヒーが冷めがちになります。
まぁ、本来はそれでいいのでしょうが、涼しくなってきた初秋の頃、やっぱり冷めない状態で楽しみたいので
二重構造ステンレスダブルマグ"ゆのみ"を使ってドリップすることにいたしました。


●● やってみました ベトナムコーヒーのドリップ方法  ●●
ドリップに挑戦です!!


器具の温め

まずは、二重構造ステンレスダブルマグ"ゆのみ"とドリッパーを温めます。
ドリップと同じ状況でドリッパーをセットしてお湯を注ぐと、カップからの蒸気で冷め易いアルミ製ドリッパーが、充分に温められます。

粉をセット
コーヒーの粉をフィルターのお豆カップの方に約10g入れます。
アルミ真空パックされたコーヒーの粉は、なんとも独特のコーヒーの香りがします。ライオネスコーヒーキャンディー ってご存知ですか?まさしくその香り。

このベトナムコーヒーは、当店で扱っているアラビカ豆ではなく、缶コーヒーなどで多用されていたといわれるロブスター種豆を用い、焙煎をする際にバターを使うのがポイント。これらをイタリアンローストくらいまで深く焙煎をすると、このような特徴ある香りが出るとのことです。

ベトナムで既に挽かれてあった粉は、ハンドドリップとほぼ同様の中細挽きですね。みるっこD.X. で言うと、目盛りの5~6程度ってところです。
蒸らし から ドリップ

中蓋をしてお湯を注ぎます。豆カップに目一杯お湯を注ぎます。
中蓋は、ただ置くだけで心配ですが、裏技は何もなく、"ただ置く"だけです。

で、蓋をします。
ちなみに、自珈亭のアラビカ豆でもドリップしてみました。
ベトナムコーヒーは濃く落ちますので、同じく濃く淹れるエスプレッソの定番である、マンデリンの深煎りを使いました。

するとですね・・・
新鮮・挽きたてのコーヒーから出る、おなじみの炭酸ガスで膨らんだコーヒーで、、、、

中蓋が撃沈してしまいました(笑)
いいんですよね、これで??

上蓋も閉めにくかったのですが、強引に閉めちゃいました(#^.^#)
ドリップ待ち から 完成
しばらく待ちます。
かなり待ちます。


上蓋をあけて、お湯がなくなっていたら出来上がり。
ブラックはこんな感じ
濃いです。そして苦いです!!
香りは香ばしい方ではないですね。濃くて強引に香っている。

で、金属フィルターで淹れただけに、表面は少し脂感もある感じ。
ストレートな評価は、後段の方で表にしますが、アラビカ豆のほうが 香りや全体のバランス的に飲みやすいかな。
いやいや基(もとい)、慣れなんですかね。 これはやっぱり・・

ベトナムの男性は、このストレートの方をいただく方が多いらしいです、、、
コンデンスミルクを入れるとこんな感じ
一方、ベトナムの女性がお好みなのは、コンデンスミルク入りのものだそうです。日本ではこちらの方を、ベトナムコーヒーの標準的なものとして紹介している記事が多いですね。

で、もちろんこれも淹れてみました。
コーヒーカップを温めた後、先にコンデンスミルクを目分量入れておいて、そこにコーヒーを落としていきます。

苦甘~いですぅ。。。
記憶に古い昔の缶コーヒーを、強力に濃くした感じです。

なんともエキゾチックな感じがして、コーヒータイムをそれなりに楽しみました。

機会があったら、ロブスター種を入手して、お豆から手作りしてみたいと思います。
今回は、おみやで買ってきていただいた、粉に挽かれたお豆でしたので、
やっぱり豆の品質を目で確認したうえで、ベトナムコーヒーを語りたいですからね§^-^§

さて、今回の香味評価を下表にまとめてみました。
お豆は人それぞれ入手先、鮮度が違うでしょうから、あくまでもご参考まで§^-^§


●● ベトナムコーヒーのテースティング ●●
総じて、濃いコーヒーになりますよね。
ともあれ、案外手軽なドリッパーですので、自分のベストな淹れ具合を掴むと、なかなか良いオリジナルコーヒーを創れるのではないかと思います。コーヒーの世界は、奥深いものですよね§^_^§
(相対比評価 5得点式)
嗅ぐ
香り
含み
香り
酸味 苦味 エグ味 甘味 コク・深味 キレ
ベトナムコーヒー
ストレート
4 5 3 5 2.5 2 3.5 1.5
ベトナムコーヒー
ストレート薄め
4 3 2.5 4 2 2 1.5 2
ベトナムコーヒー
ミルク
3 4 2.5 4.5 2 5 5 1.5
アラビカコーヒー
ストレート
5 5 1.5 4 2 3.5 3.5 2
 


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