建築業界の検査診断業の企業さまで、研修させていただきました!!
◆日々の業務を推進していると、問題が堆積していくという現象を変えたい。
◆個人商店の集団になってしまっていて、会社としての業務が進化していかない。
◆管理職の方々が、問題の対処に追われることが仕事になってしまっているように感じる
社長さまの、そんなお悩みと会社を一段進化成長させたいという想いを具体化する為に、管理職と有志の社員の方に対し、全ての基礎基本となる「問題解決法」の研修を1.5回/月(0.5回は補講)ペースで実施させて頂きました。
座学は勿論のこと、具体的に受講生自身の受け持つ業務の問題を持ち寄って研修の場で問題解決をワークショップを加えることで、具体的な業務で研修の結果を活用できること、そして「研修事は他人事」になってしまわないような組み立てとして研修を行いました。
【研修生の声】
- 要因の探索や対策案に必要な要素、チェック体制の企画など、これまでやってこなかったことを知れたのでとても参考になりました。今後も仕事で活かして行けそうです。
- 私はプレゼン資料作りも考え方についても、しっかりと出来ている思っていた。今回は、それをことごとく、まだまだなんだということを知ることが出来た。早く成長しなければという焦りが生まれました。
- 体験学習が実際の仕事上の課題であり、これまでも業務上で検討したことがあったのですが、その時は問題がものすごい数出て列挙した時点でその膨大な数におののいたまま、「これは対策出来ない」と諦めてしまっていました。
今回はアプローチのし方も理解が進み、問題の全てではなく優先順位をつけた対策案を実行してよいのだということが解ったのがものすごく新しい発見でした。
- 対策案は策を出した時点で終わらずに、いつまでにという時間設定の考え方や、具体的に時間軸を組み込んだPDCAの推進策を考えないと成立しないということが良く理解できました。
- 自分は真因探索にとても苦労したが、何度も繰り返してその要領が解ってきたことは大きい。対策案も具体的にイメージしないと成立しないということも理解できた。
★受講生の皆さんと歓談の一時(代表メンバーのみ)
研修の序盤ですが、受講生の多くの方が「問題を正確に持ち寄れない」というクライアント企業さま特有のカルチャーも発見されました。「問題」とする事象が、人によって問題だと思うか思わないかや、その度合いも含めて異なってしまっていたのです。
実はこれにもちゃんと理由があるので研修ではここにも言及した、少し範囲を広げたものを実施しました。受講生の皆さまはご苦労されたようです。忙しい中の取組み本当にお疲れ様でした。
さて、エイマークは経営の伴走支援を生業としている会社ですので、現実的なお話として・・
こういった研修の成果は、この問題解決法を用いた事業の運営体系を作っていかなければ、その効果は発揮されません。事業・組織の運営体系を志すのは誰か? より上位レイヤーの幹部や役員が、問題解決法=つまりPDCAが出来る運営を求め続けて行かない限り、個人のスキル習得で止まってしまい、社内に定着することはありません。日常業務の運営ルーティンが企業ごとのカルチャーを形成していて、慣性力的には研修よりも上位にいるのです。
社員に何かを習わせたいと考える時には、事業運営サイドはその習わせたことを発揮させように改変する!! という覚悟と具体的内容をしっかりと検討しておくと良いです。
「社員教育をすれば会社は良くなる」という魔法の言葉に惑わされること無く、この研修を活かし、具体的にPDCAの定着活動を始めることが出来れば、きっと研修が活かされた成長する企業になっていくことでしょう。エイマークは研修だけでなく、その後の伴走支援も承っております。