
オーソドックスなクラシックスタイル
< 現在は、ハケの添付は無くなりました 2011.7 >

挽き臼・粉砕式ではなく、
カッティングミル的な二重螺旋臼方式構造
プジョー社の技術者により粉挽き技術が開発されて以来160年が経ち、その間何度も真似されてきましたが、同じ性能は造られませんでした。
切れ味の決め手は、独特の二重螺旋臼方式によって上部の大刃は豆をつかみ、小片に粉砕してから下部に送り出します。粒が集められ、下部に導かれ、挽かれる前に粒が固定されます。
刃は高品質熱処理鋼で造られているため、摩滅しにくく壊れにくい。2003年には、ニッケルメッキからPVD加工(物質的蒸着)に変更し、強度と耐蝕性を更に増しました。
この小さなメカニズムにもプジョーの技術が込められており、世界中で圧倒的に支持される秘密もここにあります
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数年前のザッセンハウスミルの会社更生による入荷問題を解決すべく、自珈亭が厳選したコーヒーミルは、コーヒーの歴史が長いヨーロッパはフランスから、1810年から「製粉」器具にこだわり続ける「プジョー社(PEUGEOT)」の、手挽きコーヒーミル(グラインダー)でした。
1810年、プジョー兄弟は製粉業を営んでいた先祖の水車小屋を鋼鋳造所に改造しました。以来、圧延鋼はプジョーの商売の要となってきました。鋸刃、各種工具、コーヒーミル、ペッパーミル、ミシン、ボート、自転車、そしてついに自動車まで。その幅広い製造品目はフランスの詩人ジャック・プレヴェールの豊饒な詩句に例えられるほどの、数々の産業に発展してきました。
ライオンのエンブレムは1850年にペッパーミルとコーヒーミルに初めて使われ、プジョー製品の刃の強靭さ、弾力性、回転速度の象徴となりました。その方式は何度も真似されましたが、決して同じレベルの商品は生まれてきませんでした。150年後の今日においても世界基準(ベンチマーク)となっています。
1810年 フランス東部の水車動力の製粉工場を鋼製品の工場に改
造し、鋸刃や剃刀刃などの生産を開始
1840年 ペッパーミル/家庭用コーヒーミルの生産を開始
1858年 ライオンエンブレムを登録商標とする
1882年 プジョー自転車第一号を生産
1889年 プジョー自動車第一号をパリ博に出展
1890年 自動車産業進出
1927年 機械工作部門が部品の製造技術を活かし、
ミル製造を引き継ぐ
1990年 機械工作部門からミル部門が独立、現在に至る
おうちで飲む〝自分珈琲〟作りをよく考えてみると、そのキーとなる器具があります。それがコーヒーグラインダー(ミル)。どんなによい豆を手にしても、挽き立ての香りを楽しまなければ、喜びも半減です。
こだわった淹れ方をしても、挽き立ての酸化の少ない、ガスの揮発が少ないお豆から抽出したい。こだわった焙煎をしても、それを挽く器具がないと珈琲は淹れられません。こだわりの珈琲は、グラインダー(ミル)をなくして語れないのです。。。
プジョーのコーヒーミルは、手に取った時の造りの精度感はもちろん、お豆を挽くときにこそ、その違いに驚きます。シャフトの空回しの際(道具の品質の為にはやってはいけない行為です)に感じるザラツキ感は、お豆をグラインドした瞬間から変わります。心地よい抵抗とともに、スルスルと力を要せず回転し、みるみるうちにお豆が挽けていきます。それは、ドイツ製の製品を遥かにしのぐ手ごたえと挽き精度だと確信しています。 |