●器具の温め |
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まずは、二重構造ステンレスダブルマグ"ゆのみ"とドリッパーを温めます。
ドリップと同じ状況でドリッパーをセットしてお湯を注ぐと、カップからの蒸気で冷め易いアルミ製ドリッパーが、充分に温められます。
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●粉をセット
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コーヒーの粉をフィルターのお豆カップの方に約10g入れます。
アルミ真空パックされたコーヒーの粉は、なんとも独特のコーヒーの香りがします。ライオネスコーヒーキャンディー ってご存知ですか?まさしくその香り。
このベトナムコーヒーは、当店で扱っているアラビカ豆ではなく、缶コーヒーなどで多用されていたといわれるロブスター種豆を用い、焙煎をする際にバターを使うのがポイント。これらをイタリアンローストくらいまで深く焙煎をすると、このような特徴ある香りが出るとのことです。
ベトナムで既に挽かれてあった粉は、ハンドドリップとほぼ同様の中細挽きですね。みるっこD.X. で言うと、目盛りの5~6程度ってところです。
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●蒸らし から ドリップ |

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中蓋をしてお湯を注ぎます。豆カップに目一杯お湯を注ぎます。
中蓋は、ただ置くだけで心配ですが、裏技は何もなく、"ただ置く"だけです。
で、蓋をします。
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ちなみに、自珈亭のアラビカ豆でもドリップしてみました。
ベトナムコーヒーは濃く落ちますので、同じく濃く淹れるエスプレッソの定番である、マンデリンの深煎りを使いました。
するとですね・・・
新鮮・挽きたてのコーヒーから出る、おなじみの炭酸ガスで膨らんだコーヒーで、、、、
中蓋が撃沈してしまいました(笑)
いいんですよね、これで??
上蓋も閉めにくかったのですが、強引に閉めちゃいました(#^.^#) |
●ドリップ待ち から 完成 |
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しばらく待ちます。
かなり待ちます。
上蓋をあけて、お湯がなくなっていたら出来上がり。 |
●ブラックはこんな感じ |
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濃いです。そして苦いです!!
香りは香ばしい方ではないですね。濃くて強引に香っている。
で、金属フィルターで淹れただけに、表面は少し脂感もある感じ。
ストレートな評価は、後段の方で表にしますが、アラビカ豆のほうが 香りや全体のバランス的に飲みやすいかな。
いやいや基(もとい)、慣れなんですかね。 これはやっぱり・・
ベトナムの男性は、このストレートの方をいただく方が多いらしいです、、、
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●コンデンスミルクを入れるとこんな感じ |
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一方、ベトナムの女性がお好みなのは、コンデンスミルク入りのものだそうです。日本ではこちらの方を、ベトナムコーヒーの標準的なものとして紹介している記事が多いですね。
で、もちろんこれも淹れてみました。
コーヒーカップを温めた後、先にコンデンスミルクを目分量入れておいて、そこにコーヒーを落としていきます。
苦甘~いですぅ。。。
記憶に古い昔の缶コーヒーを、強力に濃くした感じです。
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