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いつものホットコーヒーを淹れるように、ハンドドリップの準備をします。
ちょっと違うのはコーヒーの粉の量です。ざっくりですが、ホットコーヒーのドリップで使用しているお豆の量の1.5倍程度がよいかと考えています。
濃い目がお好みの方は、2倍程度から2.5倍程度でお試しください。
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ホットコーヒーと同じ要領で、目標量としてはいつものホットコーヒーと同量を、丁寧にドリップします。
ここでサーバーに氷をいれずにドリップするのは、正確に抽出量を把握し、好みの濃さを得るためです。濃さについてのコメントは、次の工程欄に書きますので、ご一読ください。
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いつものホットコーヒーの分量を抽出できたら、ドリッパーをはずします。後で氷を投入しますので、いつもよりも少し濃い目に落ちている感じでOKです。
濃すぎかなと思ったらドリップを継続し、適切な薄さと感じるところで抽出を停止します。
薄すぎるなという場合はその逆です。早めにドリップを停止します。
ガラスのサーバーが必要ツールである意味合いも、ご理解いただけると思います。
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ドリッパーを外して
サーバーに、氷を多めにジャカジャカっと入れて・・・ |
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ささっと素早く、サーバーのフタを閉めます |
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サーバーの中のコーヒーと氷を水平回転させるように混ぜて、一気にコーヒーを冷却します。空いた手で、コーヒーサーバーのコーヒーが入っている部分に触れて、中のコーヒーが冷えたと感じた時点で、他の容器にこれまた一気に移し替えます。
氷を溶かすのが目的ではなく、冷却が目的です。極力早く冷やし、氷が解ける量が少ないうちに他の容器に移すほうが、より満足がいく仕上がりになると思います。
素早く、一気に が鉄則です。 |
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氷を濾し取る目的で、フタをしたまま他の容器に移してください。
すぐに飲まれるコーヒーが必要な場合は、コップに取り分けてください。
ここでは、2杯をコップに取り分けて、残りをポットに移し替えました。 |
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コーヒーのはいったコップに、新しい氷を投入します。
よく、氷を先にカップに入れておいてから、コーヒーを注いで冷やすという説明を見かけますが、目の前に出されたばかりのコーヒーの氷が最初から解けかかっているって・・・
どうでしょうか・・
ということで、冷却した後に新しい氷を入れることをお奨めいたします。 |
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出来上がりです!!
すぐに飲むのであれば、水出しコーヒーよりも、嗅ぐ香りの強くてすっきりしたコーヒーが出来ると思いますよ。急な来客でのアイスコーヒー対応や、テスト焙煎でのアイスコーヒーの香味確認など、この方式でのアイスコーヒードリップは、水出しとは違った多くのメリットを持っています。活躍の場はたくさんありますよ。
ということで、急冷却アイスコーヒー作りに専用器具は必要ありません。
是非とも、いつものホットコーヒーのハンドドリップの器具でお愉しみください。 |