二日酔いの改善・抑制にコーヒーが効きます
二日酔い独特の頭痛はガンガンきて嫌ですよね。これはアルコールが肝臓 で分解される途中でできるアセトアルデヒドという物質が脳の周りの細かな神経に作用して、脳を周囲から締めつけることが主なガンガンの原因だそうです。
この頭痛を解消するには、とにかくアセトアルデヒドを体外に排出しなければなりません。そこで効くのが珈琲なのです。コーヒーに含まれるカフェインには血管拡張作用がありまして、脳の血液の循環をよくし、肝臓と腎臓の活動を活発にし、アセトアルデヒドの分解を促し、利尿で対外に排出します。ということで二日酔いにはコーヒーが効くのです。
アルデヒドとはアルデヒド基と呼ばれる特有の反応基(-CHO)を持つ化学物質の総称です。塗料や接着剤などに含まれるアセトアルデヒド、ホルムアルデヒドは、室内にいる人に健康被害をもたらすシックハウス症候群の原因物質とされています。アセトアルデヒドはお酒が酸化された物質で、二日酔いを引き起こす物質としても知られています。
カフェインは、浅煎りのコーヒーの方が多く含まれています。また、水出しコーヒーはカフェインレス方向のドリップです。何も食べる気がしない二日酔いのお腹に飲むコーヒーだからこそ、欠点豆のないフレッシュなハンドドリップコーヒーで、お腹にもやさしく二日酔いの軽減をしてくださいね
コーヒーでダイエット
男性の方も勿論ですが、女性にとって特に耳寄りな情報です。
今回のお話は 『コーヒーがへルシー?』 です。
いつも悪者扱いされるカフェイン。これには、意外な働きがあるのです。
脂肪を分解する働きをもつと医学研究の発表されたお話によりますと、コーヒーを1杯飲むだけで、約2分間ジョギングしたのと同程度のエネルギーを消費させる働きがあるそうです。美味しく飲んで、ヘルシーにダイエットすることができれば、こんなに喜ばしいことはありませんよね。ただし、コーヒーだけに頼らずに、バランスのとれた食事と十分な運動も忘れずに!!
鮮度の良い、おいしいコーヒーでダイエット。そして焙煎をして汗をかいてダイエット。
ところでカフェイン。
とかくコーヒーばかり持ち出されますが、紅茶・緑茶など、お茶にゆかりのあるものには、必ずと言っていいほど含まれています。私たちコーヒー愛好家の飲むレギュラーコーヒーは、紅茶やお茶と同等レベルのカフェイン量なので心配するほどのものではありません。
統計では、缶コーヒーは異様に高い含有量があると報告されています。ご参考まで(^-^)
立ちくらみにコーヒーが効く
「立ちくらみ」
病院に行くほどではないけれど、何とか改善したいと思っている人は多いのではないでしょうか?立ちくらみは神経調節性失神と言いまして、急に立ち上がったときや長時間の起立、恐怖感や痛みなどの刺激が血圧の低下を招き、ふらっとしたり、ひどいときには失神してしまうこともあります。
そこでコーヒーの持つ鎮静作用、中枢神経を適度に興奮させる作用、心拍機能を高める作用が血圧の低下を抑え、めまいや立ちくらみを予防してくれます。ある大学の医療情報部が行った実験では、立ちくらみの症状をもつ患者さんの8割の方に効果があったと報告されています。
立ちくらみしがちの方は、コーヒーを飲んで予防にトライしてみてはどうでしょうか。
コーヒーを飲むとリラックスするのは気のせいか?
一杯のコーヒーがリラックスをもたらす・・・実はこれ、気分的なもののせ いではありません。挽いたコーヒー豆、レモン油、蒸留水の3種類の香りを 順に人にかいでもらい、そのつど脳のα波を測定し、リラクゼーション効果 の度合いを実際に調べる実験が行われました。今では有名なこのα波はリラ ックスした状態であるほど多く出現します。コーヒーの香りをかいだときに突出してα波が出現するという結果となりました。
同時に、認知や情報処理という、いわば頭の回転に与える影響も、脳の電位を測るという方法で実験が行われました。目で見て物事を判断したり、処理する際、コーヒーの香りが脳の機能を活性化させるかどうかを調べる実験です。結論は、頭を使っているときにコーヒーの香りをかぐと、電位はより高くなり、脳の働きが格段に向上するということが判明したそうです。コー ヒーの香りが確実に脳の働きを活性化させ、知的作業の能率アップにつなが
るというのです。
リラックスを伴いながら、脳の働きの活性化をする。一見相反するようなことを、コーヒーの隠れたパワーが実現してしまうのです(^-^)
ではでは、飲むだけでないリラックスのコーヒー。。。その応用編です\(^o^)/
コーヒーははるか昔、薬草として利用されていたそうです。この効果を上手く利用して、お風呂でもリラックス効果を実感してみましょう。今、ちまたでは唐辛子入浴剤が意外にも人気があるそうです。砂風呂のように、コーヒーの粉に全身埋もれるのが理想(笑)ですが、これはさすがに無理ですよね。そこで、コーヒーのかす4~5人分を麻や綿などの布袋に詰めます。この布袋をお風呂に浮かべるだけで、コーヒーの香り豊かなリラックスバスタイムを楽しめますよ(^-^)
コーヒーを飲むと体が活性化する
ストレスがたまって、なんとなくイライラしたり、やる気が起こらず出不精になったりしませんか?コーヒーの成分であるカフェインには、体を活性化させ運動量の増加、そしてストレスを緩和させる作用があったのです。
実験に使われたのが、コーヒー/コーヒーの成分であるカフェイン/クロロゲン酸/生理的食塩水の4種類での実験の結果が、とある大学より報告されています。もっとも効果があらわれたのがカフェイン、その次がコーヒーでした。コーヒーには、その香りによるストレス緩和効果だけでなく、服用による実際のストレス緩和作用もあることが解ったのです。これはコーヒーに含まれるカフェインによってもたらされているそうです。ちなみにクロロゲン酸につきましては、あまり効果がみられなかったようです。
上段は、カフェインがストレスを緩和するというお話でしたが、実はカフェインには、体を活性化させるという作用もあるのです。ちょっと疲れたときにコーヒーブレイク。その後は疲れが取れて、仕事が一段とはかどったり、勉強に集中できたり、ということはありませんか?
これは、コーヒーが体を活性化させることにより、運動量が増加するからです。このことは、実験で正式に報告されています。この実験では、ラットが使われました。無投与で24時間、ラットの行動を測定することからスタート。
ラットの体重を考え、人間が日常摂取するコーヒー1杯分と10杯分に相当するコーヒーの量と成分をそれぞれ投与し、再び行動を測定しました。ラットは本来夜行性ですので、夜間の活動が重要です。無投与・1杯分・10杯分とを比較すると、夜間の運動量がかなり増加していたのがコーヒー10杯分でした。
つまりコーヒーの量を多く摂取するほど体の活動が活発になり、疲れた筋肉も元気にしてくれます。こんなことから、マラソン選手の中には競技中に飲むオリジナルドリンクの中に、コーヒーや紅茶を入れている人もいるそうですよ(^-^)
猛暑が続く季節では、、のどに潤いがほしくなります。かといって、いつもいつも甘いジュースばかり飲んでいると体にもよくありません。人間の体は、体重の60%が水分です。体重50kgの人には1日約2リットルの水分補給が必要と言われています。この補給分2リットルを水だけでと
れるでしょうか。
コーヒーは、この水分補給という点でも重要な役割をはたしています。また体は夜寝ている間に疲労成分を代謝して、腎臓から老廃物として排泄しようとします。排泄には適度な濃度に薄めるための水分が必要です。夏場は水分が汗となって放出しがちで、これも夏バテにつながってきます。
コーヒーを飲むことによって、水分を補うと同時に、腎機能の活性化、そして善玉コレステロールを増やすこともできて、一石○鳥です(^-^) でもガムシロップも入れすぎや、行き過ぎた水分のとりすぎには気をつけてくださいね。
ガブ飲みするコーヒーだからこそ、品質・鮮度には注意して、良質なものだけを体に取り込みましょうね§^-^§
カフェインいよいよカラダ飲料に
「カフェインいよいよカラダ飲料に」のニュースをお届けします。
みなさま「RedBull」(レッドブル)という飲み物をご存知ですか?
たまたま景品としていただいたものですが、珈琲と同様にカフェインが含まれているんです。カフェインには疲労回復、ストレス緩和、ダイエット効果などをお伝えしてきました。今、トップアスリートやスポーツ愛好家やロングドライブをする人などに注目されているレッドブルにも、カフェインが多く含まれています。オーストリア産のレッドブルですが、日本でもCMなどで目にしていらっしゃると思います。日本では薬局で売るような栄養ドリンクとは異なる、「エナジードリンク」としてコンビニなどで販売され始めていますが、当店プロデューサーが最近、アメリカ西海岸視察をして、その際の報告にあるのは、いたるところですでに普通に売られていたとのこと。
レッドブルは、カフェインを含むため、またアルコールと混ぜた多量摂取による健康上の問題があるとされ、販売を中止していた国もあるようですが、レッドブルを飲んで健康被害があったという事実は未だどこにもないということで、各国の法律によって成分の分量の違いはあるものの日本を含め130ヶ国で販売されているようですよ。レッドブルには、コーヒー一杯分程度のカフェインなどが含まれているとのことです。そして、各国でもカフェインに対する意識がだいぶ改善されているようで、スポーツドリンクにもカフェインが使用されるようになり、より安心な飲み物である認知が広がれば嬉しいなと思います。。
コーヒーの成分が、カラダ飲料となり、これをみなさまにご紹介できたことは、コーヒーフリークとして大変明るいニュースとなりました\(^o^)/
胃潰瘍にも効くほどの抗菌作用
コーヒーには、強力な抗菌作用があるそうです。ご存知でしたか?温暖期には、食中毒には気を付けたいものです。
細菌の中には、ヨーグルトなどに入っている整腸作用をうながすビフィズス菌のように人に良い作用をもたらす菌も多くありますが、ピロリ菌のように病気を誘発する悪性の菌も数多くあります。ピロリ菌は、胃の粘膜に感染して胃炎や胃かいよう、十二指腸かいようなどを起こす悪い細菌のひとつです。胃がんとの関係を疑う説もあるほどの悪い菌です。
また、人の体内にいる大腸菌のほとんどは無害らしいのですが、中には消化を助けてくれるものもあるそうです。下痢などの消火器症状や合併症を引き起こす病原性大腸菌もあります。この中には、毒素を出す腸管出血性大腸菌と呼ばれるものもあり、その代表格はみなさまご存知のO157です。特にこれからの季節、集団発生することが多い、良く耳にする細菌ではないでしょうか。
実は、コーヒーにこれらの菌に対抗する能力があるのをご存知でしたか。コーヒーは、悪性のピロリ菌を死滅させたり、抗菌作用により細菌の増殖を防ぐ働きがあります。
ピロリ菌の抗菌作用の実験は、寒天希釈培養という方法で行われるそうです。普段、私達は耳にしない言葉ですが、これは抗菌作用を調べるときによく行われる方法だそうです。コーヒーを生理的食塩水で薄めて1%と10%の濃度になるように寒天培地を作り、その上にピロリ菌を塗布します。この状態で72時間ピロリ菌を培養し増殖のある・なしを判定したそうです。結果、菌の増殖が抑えられれば、コーヒーに抗菌作用があるという結論になりますよ。さて、結果はどうだったのでしょうか。
わずか1%のコーヒー濃度でも効果が表れ、さらに10%の濃度では十分な効果が確認されたそうです。
コーヒーで老化防止
最近、多くの食品に含まれている食品添加物。この食品添加物の中には亜硝酸と言うものが含まれています。食品中や胃液中の、この亜硝酸と第2級アミンが反応すると、強い発がん性をもつニトロソアミンが生成されます。研究によって、コーヒーの成分であるクロロゲン酸がニトロソアミンの生成を抑え、食品添加物の含まれている亜硝酸を分解するということが判明したそうです。
さらにクロロゲン酸は、細胞膜を酸化させ老化の原因を作る活性酸素を除去する、抗酸化作用があることも確認されています。と言うことは、コーヒーを飲んでいると老化防止にもなるわけですね。
美味しいコーヒーを飲みながらホッとする。と、同時に老化防止にもなっているなんてちょっと嬉しいですよね。
コーヒーに、癌の抑制効果があるのです
「コーヒーが、がんを誘発するのでは?」と言われたのは30年も前のことです。その後、いろいろな研究・実験によって、コーヒーのがん誘発説はほとんどが否定されました。今現在では、コーヒーのがん抑制作用が少しずつ、注目されつつあるのをみなさまはご存知でしょうか。
実は、コーヒーに含まれていますクロロゲン酸が、老化防止に効果を発揮するだけでなく、なんと各種がんを抑制する働きもあったのです。それでは、コーヒーの成分であるクロロゲン酸とがんの実験についてお話しましょう。
コーヒーの成分であるクロロゲン酸と発がん物質をネズミに与えて、影響を見るという実験が行われました。この結果、発がん物質と基礎飼料のみを与えた場合、40%の割合でネズミに大腸がんが発生しました。発がん物質と共にクロロゲン酸を加えた飼料を与えた場合では、がんが発生したネズミはゼロだったそうです。その他の実験でも、肝臓がん、口腔がんなどの抑制に、クロロゲン酸が重要な役割を果たすこともわかりました。
コーヒーの飲用習慣による癌発生の抑制は、消化管の中でも特に上部消化管がんの危険度を低下させているということです。中でも、男性では食道がんで0.65(常飲しない人の危険度を1とした場合)、女性では胃がんで0.72と危険度が減っています。
2005年1/21(金)の社会ニュースで「コーヒー党に肝がんすくない」ということが、東北大学より公表され、翌22(土)に日本疫学会で発表されました。コーヒーを1日に1杯以上飲む人が肝臓がんになる危険性は、全く飲まない人の6割程度ということが、約6万1000人の追跡調査結果でわかりました。
コーヒーに含まれるどんな物質が作用するかはよく分かっていないらしいのですが、肝硬変の発症リスクを低下させる可能性があるとのこと。がん以外の肝臓疾患を経験した人や60歳以上の人、過去に喫煙経験がある人では、こうした傾向が特に強く、「年齢や性別、飲酒状況などで分けて解析しても傾向は変わらなかった。ただし、「コーヒーに砂糖などを入れすぎると 体に良くないので注意してほしい」と呼びかけていますとのこと。
癌の抑制において特に目立った成果では、男性では食道がん、女性では胃がんにおいてだそうです。同じ人間でありながら、男性と女性では成果が違うようです。逆に考えれば、男性は食道がんにかかりやすく、女性は胃がんにかかりやすいということなのでしょうか。
コーヒーにお砂糖はつきものですが、砂糖そのものが胃をあらすとも聞きます。また、血糖値があがりすぎるなど、節度を持った砂糖添加を心がけましょうね。もっとも、美味な高品位コーヒーにはお砂糖は不要と言う方が多いことでしょう。まるでお茶のようにスッと飲めてしまう良質高品位コーヒーでがん予防、いいですよね
(共同通信) - 1月21日より
▼ホットな記事は、下記のリンクに掲載されています▼
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050121-00000004-kyodo-soci
禁煙・その他の習慣との関係も含め、今後の研究に期待が高まりますね(^-^)
手軽にできるがん予防として、コーヒーを健康飲料としても意識して飲まれてみてはいかがでしょうか。 癌に限らず、コーヒーが体にいいことがどんどん証明されています。みなさまもコーヒーを飲んで健康維持に役立てましょう(^-^)
動脈硬化を防ぐ、善玉コレステロールをコーヒーが増やす
梅雨に入り、夏になると敬遠しがちな丁寧なドリップで落としたコーヒーですが、実はこのコーヒーには、HDL(高比重リポたんぱく)という善玉コレステロールを増加させる働きがあります。
食生活の多様化にともない、昨今心配されているのが動脈硬化です。これは心筋梗塞や脳梗塞につながりかねない、恐ろしい病気ですよね。
この動脈硬化はLDL(低比重リポたんぱく)が過剰になり血管内に沈着し、その結果血管を狭め血流障害が起こることが原因とされています。この動脈硬化を防いでくれるのが善玉コレステロールです。実はドリップしたフレッシュなコーヒーには、HDLを増やす作用があるとのことで、その効果は女性ほど顕著だそうです。では男性は?
って思ってしまいますが・・・(笑)
善玉コレステロールを増やすには、丁寧にコーヒー豆から抽出したコーヒーがいいそうです。これからの季節は、ドリップしたコーヒーを急冷却したアイスコーヒーもおすすめですが、お手軽にはコーヒー豆を水から抽出するウォータードリップもおすすめです。お豆から丁寧に淹れたコーヒーを飲んで善玉コレステロールを増やしましょう(^-^)
コーヒーが血圧を下げる作用もする
コーヒーに含まれるカフェインは、心臓の拍動を高める作用により、私たちの血液の循環をよくしてくれます。ですので、カフェイン摂取にによって血液の循環はよくなり、その結果、血圧は少し上がります。起きたすぐに飲むモーニングコーヒーに、目覚めの効果があるのもこのためなのです。
だからといって、コーヒーを常飲していると高血圧になるという心配はありませんのでご安心くださいね(^-^) コーヒーは、末梢の血管を広げ血流をよくし無理に血液を押し流すことなく、高血圧の人の血圧を下げる働きもするのです。つまり、コーヒーは血の流れを正常化する作用を多数持っているということになりますね。なんか不思議です。
昨今若人にも増えている高血圧ですが、いろいろな病気につながりかねない、恐ろしい病気です。かかってからコーヒーを飲むのではなく、かかる前にコーヒーを飲んで予防をしましょうね§^-^§
アイスコーヒーって、夏バテの回復に効く?
アイスコーヒーの多くでの効能についてお話します。
コーヒーには有益なビタミンであるニコチン酸が含まれています。ニコチンと聞くとどうしてもタバコのニコチンを連想してしまいますが、ご安心ください。それとは全く関係のないビタミンB群に属するもので、欠乏すると神経障害を引き起こしてしまいます。
コーヒーに含まれるニコチン酸の量は焙煎の深さによって異なります。なぜならニコチン酸は、他の食品と比べコーヒー豆中に大量に存在しているトリゴネリン(※1)を過熱することで生じる物質だからです。トリゴネリンはカフェインと異なり、焙煎の熱によって殆どが変化します。結果的には、人の循環系、消化系、神経系の働きを促進することにつながって行きます。
トリゴネリンは焙煎による熱分解で重要なビタミンであるニコチン酸(ビタミンB群、成人男性で一日十数ミリグラム摂取が必要)を代表するナイアシン(※2)へと変化し体への働きを促しているのです。
科学的メカニズムは以下ようになります。
※1.トリゴネリン(trigonelline)とは多くの植物に含まれるピリジン環を持つアルカロイドの一種で、1-メチルピリジン-1-イウム-3-カルボキシラートのこと。あるいはN-メチルニコチン酸のこと。カフェアリン(caffearine)とも呼ばれる。である。一分子内に両荷電基を持つベタイン型分子である。トリゴネリンは熱により分解し、ニコチン酸に変化する。神経等に対する薬理作用が研究されている。多量に摂取すると毒性がある。オシロイバナの種子や根(有毒)に多く含まれるほか、コーヒーなどの農作物や一部魚介類にも含まれます。
※2.ナイアシン (Niacin) は、ニコチン酸とニコチン酸アミドの総称で、ビタミンB3 ともいう。水溶性ビタミンのビタミンB複合体の一つで熱に弱く、糖質・脂質・タンパク質の代謝に不可欠である。循環系、消化系、神経系の働きを促進するなどの働きがある。欠乏すると皮膚炎、口内炎、神経炎や下痢などの症状を生じる。エネルギー代謝中の酸化還元機構。
ということで、アイスコーヒーには、深煎り豆が使用されるケースが高いため、その効用が大きいと言えるのです。夏バテ回復にも聞きそうな予感ですね(^^;ゞ
珈琲は漢方のような優しい効能
コーヒーには漢方に似た働きがあるようです。効き目は緩やかということですが、漢方も長く服用することによって効き目がでてきますよね。コーヒーのカフェインはすっきり目覚めを誘ったり、血流促進や利尿作用などの働きがあるということはお伝えしてきたとおりです。
他には、寒いときには体を暖めてくれますし、暑いときは暑気当たりを防いでくれます。
ですので、漢方に似た穏やかな働きがあるのです(^-^)
珈琲も燃焼系だったんだって、だからダイエット効果
肥満でお悩みの方、ダイエットをしているあなたに朗報です!!
じつは、コーヒーの成分であるカフェインは肥満解消にすぐれた効果を発揮することがわかってきました。
これまで、肥満を問題にする場合、からだに取り入れるエネルギー、すなわち食べ物や食べる量のほうがクローズアップされがちでした。ところが、同じカロリーの食事をしていても、太る人と太らない人がいるのはなぜでしょうか。その違いは、消費するエネルギー量の差にあるのです。一言で言えば、肥満はエネルギー代謝の異常が原因と言えるのです。
そこで最近注目されはじめたのが、体内に取り入れることによってからだの脂肪を燃やし、エネルギー代謝を活発にする効果が期待できる食品や成分です。じつはカフェインにこの働きがあることが確認されました。
実験では、マウスにカフェインを注射し、たんぱく質が活性化しているかどうかを調べたところ、体内にある3種類のたんぱく質に大きな活性化が認められたという結果が出たそうです。
実は、この活性化したたんぱく質の中に、脱共役たんぱく質というものが存在し、これが余分な脂肪を燃やす働きをコントロールしています。このたんぱく質は、全身組織と骨格筋にも存在することがわかりました。
つまりこのことから、コーヒーが、全身の余分な脂肪を燃焼させるのを助ける働きがあるということを示す結果となってくる訳です。
カフェインがエネルギーの燃焼を促進させるというお話はしましたね。この結果から行った実験では、体重を減少させることにも成功したそうです(^-^)
まだ実験段階の話なので、現実的にコーヒーをカブ飲みして人間がどれくらい痩せられるかは未知数ですが、即効果が表れるというものではないはずです。だって私たちコーヒーフリークが皆、"体脂肪率、数%"なんてことは決してないはずですから・・・(笑)
でも、そのうち、コーヒーを使ったダイエット飲料なんていうのも出てくるかもしれませんね。
また、からだの中にある余分な脂肪、特に内臓の周りにつく脂肪は、体重や体型に表れるだけでなく、糖尿病や高血圧、高脂血症などの原因にもなります。最近では「メタボリック症候群」なんて言われていますが、カフェインが、エネルギーの燃焼を促進することによって、からだの中の余分な脂肪を燃やしてくれるということはつまり、コーヒーを飲むことによってダイエットだけではなく、こうした生活習慣病の予防にも役立つということ。
朗報、朗報 p(^^)q
もちろん暴飲暴食、お砂糖やミルクをどぼとぼと注いでいたら、このお話が無いものになるのは、言うまでもありません(^^)v