有機栽培コーヒー生豆やフェアトレードコーヒー生豆などを推奨する有機農産物小分け業者認証 家庭焙煎コーヒーショップ

　創業二十年越えの中、様々な銘柄たちが選定され皆さまのコーヒーライフに彩を添えてきました。
そんな銘柄たちをご紹介いたします。

　現在も輸入されている銘柄、輸入終了となってしまった銘柄、無くなってしまった組合や農園、様々ですが、人揃えしてありますので、今後の自分コーヒー創りのお役に立てばと思います。

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　コーヒーって、コーヒー生豆って、実はというか、今さらというか、農産物で生鮮食品なのです。だから、産地のその年の気候や土壌、収穫期毎に香味の出来栄えは様々なのです。ある意味ちょっとワインのようですよね。
　かつては私達コーヒーショップでさえ、そんなコーヒー豆の状態を知ることなく、銘柄や問屋さんのＰＲを聞いて仕入れる生豆銘柄を選定するしかなかったのです。自珈亭だって開業するまでは、お店開拓お豆開拓のたびにドキドキでした。
「こんなはずは。。」　なんてしょっ中でした。

　コーヒーの焙煎をたしなみ始めたばかりでは、銘柄を見ても香味はなおさら解りませんでした。結局「コロンビアってこんな感じ、ブラジルってこんな感じ」という味の傾向のフレコミをより所にする。コーヒー生豆をショップからおすそ分けで売ってもらう。いざ焙煎してみるとフレコミの味と異なることが多いので、ますます解らなくなっちゃう。そんなことの繰り返しでした。

　私ども自珈亭で扱うコーヒー生豆は、銘柄(産地)先行ではなく、香味先行で選んで頂ければと思いスタートしました。しかも、自信を持って〝美味しいです〟とお客さまにお奨めしたい。わかりずらい珈琲の香味を少しでも解る様に、そしてきちんと選んで買っていただきたい。

　だから、いくら手間がかかっても仕入れたお豆そのものを、自ら手焼焙煎してテースティング（カッピング）した情報を包み隠さず公開する、独自の生豆販売をスタートして20年を超え、SDGs銘柄に取扱いを絞っていこうとする現在も、これを継続していこうと思っています。

　コーヒーの銘柄名って、主に産地国で名付されているのですが、香味の個性を産地国だけで画一化しようとしたってそれは無理。日本で収穫される〝みかん〟や〝お米〟や〝りんご〟を、ひとつの銘柄で一つの味で表現出来無いのと似たようなことなのです。だからひたすら銘柄を陳列しても、それは実はとっても難しいのです。

　自珈亭のコーヒー生豆は、実際にお客さまにお届けする、仕入れたお豆そのものをテースティングした結果を公開しています。ですので、同じような香味傾向を示した銘柄はいたずらに追加して揃えずに、今のラインナップで様々に愉しめる香味のものを選択したりしています。

　その選定では、当店自信が何銘柄ものサンプル豆を入手して事前に銘柄別選定をしてきました。
これが、極上の質のコーヒー生豆を、お客様の期待を裏切らずにお買い求めし易く提供しつづける自珈亭のモットーなのです。高品位グレード豆、スペシャリティコーヒーのの多数の品種を実際にドリップして試飲して絞り込んでいく。
　結果、スペシャリティの中のスペシャリティなコーヒーをご賞味頂けます。このロットが終ったら、次はどんな銘柄が登場するのでしょうか。。。そんなことも楽しみにして頂ければと思います§^-^§