本文へスキップ

有機栽培コーヒー生豆やフェアトレードコーヒー生豆などを推奨する有機農産物小分け業者認証 家庭焙煎コーヒーショップ


ご家庭でのコーヒー焙煎の奨めRecommendation of home roasting

 美味しいコーヒーを追い求めていたら、自然と家庭焙煎に行きついていたのです


 自珈亭のサイトをご覧になっているということは、あなたもきっとコーヒー好きでいらっしゃいますね。きっと、美味しいコーヒーを飲む為に、いろいろなことに挑戦されていることでしょう。
 自珈亭自身も、自分好みのコーヒーに出会って以来、その香味を追い求めていたら家庭焙煎に行きついていたのです。そんな、コーヒーフリークの一つの到達点である『手焼き家庭焙煎コーヒー』から皆さまに感じて頂きたいのは、

 『自分好みの〝香味〟のコーヒーを創ることによる充実感、楽しさ、そして感動を味わっていただきたい』

 皆さまとコーヒーとの関係を、より近くに、そして美味しいものに出会えるチャンスを広げていければ幸いです。コーヒーの焙煎を経験すると、コーヒーの世界感がバーンと開けて行くことでしょう。

 焙煎前のコーヒーを直接見たり手でさわったりして、焙煎途中の生豆の変化を知ることから多くのことを学び、一段と深い珈琲の世界に魅了されていくことでしょう。例えば皆さんは、コーヒーは同じ銘柄ならばほぼ一定の香味だと思ってはいないでしょうか。コーヒーは、産地でも農園でも、お豆の状態(産地の天候・水分含有度/他)でも香味が変わってきます。そして焙煎でと言えば、焙煎の深さ(焙煎度)による差でも、まるで違う銘柄かと思うほど、それはそれは大きく香味が変化するのです。

 是非とも、ご家庭で、そしてあなたご自信の手で、コーヒーの焙煎をしてみてくださいませ。趣味でのんびりスタートして、そしてそのうちに職人になった気分で♪
 きっと、あなたの知らなかったコーヒーの世界がひらけてくるはずですよ。

 

自分でコーヒー焙煎に挑戦

 一度でもいいから、ビックリするほど感激するコーヒーに出会ったことはありますか?その「出逢えた美味しいコーヒー」を目標にして、ご自分で焙煎をしてみませんか。一回の焙煎経験が教えてくれることはそれは沢山あります。そして、今まで飲んでいたお店やコーヒーの概念も、自分コーヒーが上手に煎れるたびにほころび、そして自分なりのコーヒー感が創造されていくのです。そしてまた、もっと美味しいコーヒーに出会うために、また探求の世界へと踏み込んでいってしまうのです。

   ★★コーヒー三原則よりも、もっと根本に触れてみる★★

 一般にご家庭でドリップをされる方々で語られている、美味しいコーヒーの淹れ方の原則は〝三たて〟。つまり『煎りたて、挽きたて、淹れたて』と言われています。

 さて、せっかく家庭焙煎を推奨するのですから、もうちょっとマニアックに語ってみましょう。三たてはもちろんなのですが、自珈亭が考える美味しいコーヒーを淹れる為のコツは、
 ①好みの美味しい(高品質)コーヒー豆を選りすぐり、
 ②好みの深さで焙煎して(ロースト)
 ③好みの細かさで挽いて(グラインド)
 ④好みの濃さで、豆の旨みを抽出し(ドリップ)
 ⑤お気に入りのコーヒーカップ・グラスでリラックスして味わって飲む
という5項目に尽きます。

 今まで焙煎豆の購入で自分でやっていなかった、①と②の2項目をご自分でやってみることで必然的に「三たて」が実現できてしまっているんです。その結果、最高の香りと美しい琥珀色、自分の好みの香味に出会えたときの最高の満足感と達成感、そして至福の瞬間を手にすることができる、それが自珈亭の勧める「手焼家庭焙煎」による自分コーヒーのご提案なのです。

 家庭焙煎は、今までのコーヒータイムの楽しみを、二倍にも三倍にも膨らませてくれる、まさに至福のリラックゼーションを提供してくれます§^-^§
  

なぜ〝手焼焙煎コーヒー〟をお勧めしてきたか

◆人はなぜ〝手作り〟をやめないのでしょうか


 家電機器を使えば、お米は簡単に炊けるのに、ご飯鍋でわざわざ手間ひまをかけて炊く。買ってくれば美味しいケーキは売っているのに、わざわざ家でケーキを焼いてみる。車で出かければよいのに、自転車で風を切って走ってみる。そこに人々が求めているのは、手間ひまをかけることへの人間ぽい喜びではないでしょうか。
 ★手間の時間そのものを楽しむ(ゆとりと癒しの時間)
 ★手作りの感動、驚きに触れてみる
 ★腕前の成長、探求・追及の楽しみ
 ★自分の手作りで誰かに喜ばれるのがうれしい
 ★出来栄えの探求と喜びを感じる
それは、人が本来必要としている〝感性〟への刺激。
達成感と満足感のきわみなのではないでしょうか・・・・

◆手づくりへの回帰・便利と手作りとの共存

 ここ何年も生活はどんどん便利なりました。と同時に、何か希薄な感覚にとらわれたりしませんでしょうか?ついつい某TV番組の「ザ!鉄○!D○SH!!」のD○SH村に魅入ったりして、不思議と『手で何かをする』ことの良さを追い求めたりしていませんか。学術的にも、手作業に対する健康への良好な影響が発表されたりもしています。焙煎をする時、コーヒーを淹れるときなどの集中した時間は、精神的にもとてもおごそかな気持ちを与えてくれるものです。

 そして、電気炊飯ジャーで炊くお米よりも、自分で手間隙かけて土鍋で炊いたり竈で炊いたりした方が美味しく感じるのと同じで、手の中でお豆が踊る感覚によりコーヒーへの愛着も大きく変わってきます。それに何しろ、探究心も旺盛になって、焙煎そのものまでが、まるでコーヒーを飲んでいる時にのように、リラックスしたコーヒーと共に過ごす時間になってくるのです。

『奥深い自分コーヒーの世界』をあなたも感じてみませんか?


◆炎を操る感覚

 家庭コーヒー焙煎をするにあたって、自珈亭では手焼焙煎を推奨しています。これはなぜでしょう?

 焙煎豆のショップで使っているプロの焙煎機はそのほとんどが〝炎〟を使います。やはり、直接火が食材に取り込まれるのって、美味しいものを創り出す力を感じずにはいられません。ロースターが炎を操る〝技術〟に惚れ惚れしながらも、自分もやってみるぞ~」なんて、頑張ってみたりして。

 電気式の焙煎マシンでは得られない、強力な熱線と熱風によって、プックリとふた周りほど大きく膨らんだ煎りあがりの豆を見て、
「わぁ、なんて上手に煎れたんでしょう~(*^o^*)」
と満足すれば、飲むのが更に待ち遠しくなってきます。

初心者の方は、当店でも用意している陶器の手焼焙煎を是非一度ご経験ください
 ・ 豆が踊る、軽やかな気持ちのよい音色
 ・ 手に届いてくる、釜内の温度上昇
 ・ はじけるハゼの手ごたえを直接感じる
 ・ 甘栗の香りのようなコーヒーの脂が、染み込んで
  年代ものの道具感覚を覚える。

  

自分好みに合わせて、焙煎度合いを変えられる

 街の焙煎店では、ロースター(焙煎士)の好みでコーヒー豆を煎りあげています。すなわち、ロースターの好みとあなたの好みとが一致するとそのお店にはまってしまう訳です。合わなければそれまでです。どんなにうんちくを聞いても逆立ちしてもダメです。それは〝個人の好み〟の問題だからです。

 また、コーヒー銘柄による香味の違いは、様々な焙煎を試みて初めて語ることができます。コーヒーは、お豆の種類だけではなく、焙煎によっても異なった香味のコーヒーになるのです。1つの銘柄の焙煎度合いをいろいろと変えてみて、自分が最も好きなコーヒーを探す。こんなことができるのも、家庭焙煎の魅力なんです。意外にも、貴方好みのコーヒーの味は銘柄やグレードには関係なくて、〝煎りの深さ〟だったり、また煎り具合と、とある銘柄豆などから生じる〝フルーツのような芳香〟なのかもしれませんよ。そんな新しい発見をくれるのも、家庭焙煎だからこそです。

 焙煎度合いによって風味や味覚が異なることを知る面白さや、煎り具合を調整していろいろ味わったり探求したり、家庭焙煎ではここが貴方の腕の見せ所でもあり、楽しさのツボでもあります。いかに〝自分好みのコーヒーを創り出す〟か。ある種、ゲームのような感覚すらありますね。さぁ貴方も、自珈亭を活用して家庭焙煎をしてみませんか。

 そうそう、実は煎りおわった直後は、ベストな飲み頃ではありません。最低でも1昼夜待った方が良いですよ。

・・こんな「待たねばならない」ところにまで楽しみが詰まっていたりするものです。飲める旬が来るまで、気になって気になって豆を見るたびに「くんくん」と香りを嗅いでみたりして、出来栄えを確かめてみてしまいます。そして飲んでみて、「ほぅ」と感動し、そしてまた・・「次はこんな風に煎って見ようかなぁ」と考えながら、コーヒーの至福の時間が過ぎていきます(^-^)
  

煎りたてをいつも手にし続ける

 コーヒーが最高に美味しい時。あなたが好きな飲み頃はいつですか?

 最高の焙煎後タイミングは2~5日以内に飲むこと(これも私たちの主観)。家庭焙煎は、このタイミングを確実に飲み手に伝えてきます。絶対に嘘のない飲み頃の確認、好みの探索、自分で焙煎してこその特権なのです
 セオリーは良いではないですか、、ご自身が最も好きだと感じるタイミングで淹れてみてください。

 InstagramやYouTubeで探せばすぐに見れる、お湯を注ぐとフワァ~と膨らむコーヒーは、焙煎後5日以内の新鮮な焙煎豆を使用しないとなかなか無しえないことです。あれは、コーヒー豆の品位さえしっかりしていれば「美味しいコーヒー」の合図なのです。
      

生豆にこだわって美味しい珈琲を淹れよう

ご自分で焙煎されるようになると、生豆の品質、出来栄えの重要性を痛感することでしょう。
しっかりとした品質のコーヒー銘柄に出会えると、次のような所に変化を感じることでしょう。

【こんなところが変わります】
 ・香りの質と強さがまるで違う
 ・口や舌に残るような酸味ではない、すっと収まるような酸味を知る
 ・ビターな香りと、実際に苦いのは違うと解ってくる
 ・シュガーを入れていないのに、甘さを感じる
 ・何杯飲んでも、胃の調子が悪くならない
 ・少し遠めに見て、お豆の色のバラつきがとても少ない
 ・お豆に小さな穴が開いているものや割れているものがほとんど無い
 など、ハッキリとした視覚・嗅覚・味覚・体調の違いが実感できるはずです。

〔当店の心掛け〕
・程良い品質感の美味しいコーヒーを自珈亭が選別してみなさまにお届けしています。
・同じような香味傾向のお豆はおかない、数種の候補の中で今一番良いものをサンプルローストして選択する。
 さらに入荷した麻袋のお豆からテースティング焙煎する。

 お客さまに届くお豆そのもののテースティング結果公開をはじめたのは、銘柄では無く珈琲の香味の違いそのものを楽しんでもらいたいからです。そして、失敗のないお豆の選択をして欲しいからなのです。
   
  

好きなコーヒーをあわせて、最高のブレンドを創る

 日本での「ブレンドコーヒー」の多くは、〝安価で手頃なコーヒー〟のようなイメージと、実際に〝安価な豆を寄せ集めてそこそこの香味に仕上げている〟ことが多いですよね。 ブレンドとは、「安価なコーヒー」の代名詞ではないのに、そう誤解されてしまっていることが、ここ最近はとても多くなってしまいました。残念なことです。

 本来ブレンドコーヒーとは、ストレートコーヒーではカバーしきれない香味を補填し、より美味しい、より好みの、他にはないオリジナルのコーヒーを作り出すマニアックなコーヒーのアレンジ方法なのです。 厚みのある飽きのこない香味のコーヒーをつくるために、お店ごとの顔となるような良質の〝ブレンド〟は開発・研究されてきました。

 実は家庭焙煎でも、お好きな豆をお好きな量だけ煎ることができます。ですから、自分好みの「ブレンド」を創るのにも最適なのです。ストレートでは足りないなと思う香味を補うように…または新たな香味を創り出すかのように… など。自分の好みのイメージを膨らませながら、究極の〝自分コーヒー〟を愉しんでみてはいかがでしょうか。

 貴方が創りだした、世界にひとつしかないブレンドに、何か好きなネーミングをつけて、誰かにふるまってみるのもまた自分コーヒーの楽しみ方でもあります(^_<)d

 ブレンドの探求は、貴方を美味しいストレートコーヒー以上の〝永遠の自分コーヒー探求〟へといざなってくれるのです。 これぞ、究極の自分コーヒーの世界です!!
 

焙煎をして色々なことを知るから、自分コーヒーの感覚が変わってくる

  • 同一銘柄のお豆の香味がいつも同じではないことを知る
  • 焙煎が深く進むにつれ香味が変化し、まるで別の珈琲になることを知る
  • 珈琲の香りは、いつの時点からするものなのかを知る
  • 良質のお豆とそうでないお豆、本当の香味の差とは何かを知る
  • 常に〝煎りたて〟を飲めることの貴重さ、大切さ。
  • よく飲んでいた珈琲が、どうして酸っぱいものが多かったのかを知る
  • よく飲んでいた珈琲で、どうしておなかの調子がおかしくなっていたのかを知る
  • ブレンドとは、安価なコーヒーの代名詞だという誤解を知る
  • ブレンドの創作は、究極の自分珈琲づくりであることを知る

今までの珈琲ライフにはなかった、未知の世界が広がるのです。

私にはちょっとそこまでは・・

そんなお客さまもいらっしゃることでしょう

そんな皆様は、少しずつ美味しい珈琲に深く触れてみて、少しずつ自分珈琲の世界に踏み込んでみてはいかがでしょうか。

 ①インスタントからレギュラーコーヒーで淹れてみる
 ②手で丁寧にる(ハンドドリップ)淹れてみる 
 ③コーヒーミルを購入して〝挽きたて〟を淹れてみる
 ④高品質焙煎豆を購入していろいろ味見してみる
 ⑤ご自分で焙煎をしてみる

少しずつ、コーヒーライフのステップアップをしてみてはいかがですか?