自珈亭 小売り創業時のTOP画像 2002年
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みなさまは、美味しいコーヒーを飲む為に、どんなことをされていることでしょう。
わたしは、ほんとに「美味しいなぁ」って思えるコーヒーに出会った瞬間、今までの先入観でコーヒーにいだいていた味のイメージなど、どこかに吹き飛んでしまうほど衝撃的でした。「コレが本当のコーヒーなんだ」って鳥肌が立つほどでした。普段飲んでいたものと、香味にそれはそれは大きな違いを感じたのです。
黒く濃く、胃もたれするコーヒー、
口にいつまでも残る酸っぱい苦いコーヒー、
どうもお腹の調子を崩してしまうコーヒー、
などが多く出回っている昨今、自分は一体いままで何を飲んで、何をコーヒーとして語っていたのかしら? コーヒーの香味のあり方に何か勘違いをしていたのではないかと、愕然としたのです。
それは、たとえコーヒーの色が薄くてもしっかりとした香味があったり、色が濃くてもすっきりとした香味があったり、焦げ臭的な香ばしさではなく、花の香りのような芳香のものがあったり、全く訳がわからなくなったものです。
この銘柄はこんな香味だと決めつけていた浅い知識も、打ち砕けたのであります。
そのような感動の香味を持つコーヒーを、手軽に、そして安価に、いつでも手にすることが出来ないものだろうか、と追い続けていたら、コーヒーの生豆を選択して入手して、自分で欠点豆を取り出して、自分で焙煎する家庭焙煎コーヒーに行きついてしまったのです。 |
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