●●自分好みに合わせて、焙煎度合いを変えられる●●
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街の焙煎店では、ロースター(焙煎士)の好みでコーヒー豆を煎りあげています。すなわち、ロースターの好みと、あなたの好みとが一致すると、そのコーヒーにはまってしまう訳です。合わなければそれまでです。どんなにうんちくを聞いても逆立ちしてもダメです。それは〝個人の好み〟の問題ですからね。
また、コーヒー銘柄による香味の違いは、様々な焙煎を試みて初めて語ることができます。コーヒーは、お豆の種類だけではなく、焙煎によっても異なった香味のコーヒーになるのです。焙煎度合いをいろいろと変えてみて、自分がもっとも好きなコーヒーを探す。こんなことができるのも、家庭焙煎の魅力なんです。意外にも、貴方好みのコーヒーの味は、銘柄やグレードではなく、〝煎りの深さ具合〟だったり、また煎り具合と、とある銘柄豆などから生じる〝フルーツのような芳香〟なのかもしれませんよ。そんな新しい発見をくれるのも、家庭焙煎だからこそです。
焙煎度合いによって風味や味覚が異なることを知る面白さや、煎り具合を調整していろいろ味わったり探求したり、家庭焙煎ではここが貴方の腕の見せ所でもあり、楽しさのツボでもあります。いかに〝自分好みのコーヒーを創り出す〟か。ある種、ゲームのような感覚すらありますね。さぁ貴方も、自珈亭を活用して家庭焙煎をしてみませんか。
そうそう、実は煎りおわった直後は、ベストな飲み頃ではありません。最低でも1昼夜待った方が良いのですよ。
・・こんな「待たねばならない」ところにまで楽しみがつまっていたりするものです。飲める旬が来るまで、気になって気になって豆を見るたびに「くんくん」と香りを嗅いでみたりして、出来栄えを確かめてみてしまいます。そして飲んでみて、「ほぅ」と感動し、そしてまた・・「次はこんな風に煎って見ようかなぁ」と考えながら、コーヒーの至福の時間が過ぎていきます(^-^)
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